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クオリティ・バリュー(高収益なのに低PBR)

出典: Novy-Marx (2013) の収益性指標と Sloan (1996) のアクルーアルを組み合わせて再現

Novy-Marxが「バリューのもう一つの側面」と呼んだ収益性指標(売上総利益/総資産)が高いのに、PBR1倍割れで放置されている銘柄。さらにアクルーアルが0以下(利益が営業キャッシュフローの裏付けを持っている)を課し、会計上の見積もりで利益が盛られている銘柄を外した。「安い」と「良い」を別々の物差しで同時に要求する設計。

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データはEDINET(金融庁)開示の有価証券報告書ベース(EDINET DB経由)。株価・時価総額に相当する値は決算期末時点のもの(開示された実績PERからの逆算)で、リアルタイムの株価ではありません。対象は東証上場全銘柄で、収録社数は順次追加中です。

この条件で使う指標の解説

グロス・プロフィタビリティ

売上総利益/総資産。「バリューのもう一つの側面」と呼ばれる収益性指標で、PBR等の割安系指標と相関が低く組み合わせの材料になりやすい。原論文の目安(上位階層)に近い0.33以上が参考値(日本市場での厳密な検証はしていない)。 (出典: Novy-Marx (2013) Journal of Financial Economics)

PBR(株価純資産倍率)

時価総額÷純資産。1倍=株価が帳簿上の解散価値と等しい水準で、1倍割れは「会社を解散して資産を分配したほうが時価総額より多い」計算になる。ただし帳簿価額は取得原価ベースで、土地の含み益やブランド等の無形資産を映さないため、1倍割れが直ちに割安を意味するわけではない(構造不況業種では常態化している)。東証が2023年に改善を要請した中心指標でもある。 (出典: 財務指標の標準的な定義(東証「資本コストや株価を意識した経営」要請(2023)の中心指標))

アクルーアル

(純利益-営業CF)/総資産。値が高いほど利益が営業CFの裏付けを欠いている(会計上の見積もりで盛られている疑いがある)ことを示し、低いほど利益の質が高いとされる。「数字が綺麗すぎる」割安株を警戒するのに使える。 (出典: Sloan (1996) "Do Stock Prices Fully Reflect Information in Accruals and Cash Flows about Future Earnings?" The Accounting Review)

他の条件セット