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グレアム流ネットネット(NCAV割れ)

出典: ベンジャミン・グレアム『証券分析』(1934)のNCAV基準を再現

NCAV(流動資産-総負債)が時価総額を上回る、つまり固定資産をゼロ評価してなお割安な銘柄。グレアムの原典は「NCAVの2/3以下で買う」(倍率1.5以上)だが、その水準は極めて稀なため、まず倍率1以上で広く拾う設計にした(条件行の1を1.5に上げれば原典の基準に戻せる)。慢性赤字とアルトマンZの危険水域を外し、「安いだけの死にかけ」を機械的に除いている。

スクリーニング条件

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データはEDINET(金融庁)開示の有価証券報告書ベース(EDINET DB経由)。株価・時価総額に相当する値は決算期末時点のもの(開示された実績PERからの逆算)で、リアルタイムの株価ではありません。対象は東証上場全銘柄で、収録社数は順次追加中です。

この条件で使う指標の解説

グレアム流ネットネット株

NCAV(流動資産-総負債)の2/3以下の時価総額(倍率1.5以上)で買う古典的バリュー戦略。固定資産をゼロ評価してなお割安、という最も保守的な基準。 (出典: ベンジャミン・グレアム『証券分析』(1934))

直近5年の赤字年数

直近5年度のうち純利益が赤字だった年数(0〜5)。3年以上で慢性赤字フラグが立つ。割安に見える銘柄が実は業績不振の常連でないかを確認する簡易チェック。グレアム流・防衛的投資家の基準(直近5年赤字なし)の構成要素でもある。 (出典: 本ツールの基本設計)

アルトマンZスコア

運転資本・利益剰余金・営業利益・時価総額・売上高の5項目を加重合成した倒産予測モデル(1968年オリジナル式)。3.0以上が安全圏、1.8未満が危険水域の目安。ネットキャッシュ系スクリーニングが拾いがちな「安いが死にかけ」の会社を機械的に除外するために使う。 (出典: Altman (1968))

あえて条件に使わなかった指標

かぶ1000式ネットネット指数

日本のネットネット株投資の第一人者・かぶ1000氏の定義。換金性の高い資産(現金預金+受取手形・売掛金+有価証券+投資有価証券-貸倒引当金、棚卸資産はゼロ評価)から総負債を引いた額が時価総額を上回るかを見る、グレアムのNCAVより厳しい基準。指数(時価総額/換金性資産)が1未満で条件を満たす(0.66未満で超割安、0.5未満で激安が提唱者の目安)。 (出典: かぶ1000『鬼速株式投資』ほか)

かぶ1000式・換金性資産

現金預金+受取手形・売掛金+有価証券+投資有価証券-貸倒引当金。棚卸資産は換金性が低いとしてゼロ評価する。かぶ1000式ネットネット指数の分母(の一部)として使う。 (出典: かぶ1000『鬼速株式投資』ほか)

他の条件セット