出典: Piotroski (2000) "Value Investing"の基準を再現
低PBR株は玉石混交(割安か、死にかけか)。9項目の財務健全性チェック(Fスコア)で「石」を除くと、原論文では低PBR株のリターンが年率+7.5%改善した。8点以上は優等生。
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データはEDINET(金融庁)開示の有価証券報告書ベース。株価・時価総額に相当する値は決算期末時点のもの(開示された実績PERからの逆算)で、リアルタイムの株価ではありません。対象は東証上場全銘柄です。
ROAが黒字/営業CFが黒字/ROA改善/利益の質(営業CF>純利益)/有利子負債比率の低下/流動比率の改善/希薄化なし/粗利率の改善/総資産回転率の改善、の9項目を1点ずつ加点(0-9点)。低PBR株は「本当に割安」と「死にかけ」が混在するため、Fスコアで質を選別する狙い。原論文では低PBR株にFスコア8点以上を組み合わせるとリターンが年率+7.5%改善したと報告されている。 (出典: Piotroski (2000) "Value Investing: The Use of Historical Financial Statement Information")
時価総額÷純資産。1倍=株価が帳簿上の解散価値と等しい水準で、1倍割れは「会社を解散して資産を分配したほうが時価総額より多い」計算になる。ただし帳簿価額は取得原価ベースで、土地の含み益やブランド等の無形資産を映さないため、1倍割れが直ちに割安を意味するわけではない(構造不況業種では常態化している)。東証が2023年に改善を要請した中心指標でもある。 (出典: 財務指標の標準的な定義(東証「資本コストや株価を意識した経営」要請(2023)の中心指標))